- .
- .━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――
|あっはっはっは ┌――――――――――――
└―\――――――. |ははっははっははははは!
/\ /\ └――――/―――――――
\/ /. \. /. \
\/.\ ./ \ / \
|\ /二二二二 ル,/|二二二二 ヽ____
ノ´ \  ̄
∠´ /ヽ, /`ヽ, -く
__ノ i i i i ゝ
\ ┬―‐ヽ ノ_ヽ
| ̄'''‐- ,,,__\. | | ヽヽ/| ヽ
| ヽ \__ ,. -‐ ''' ̄ ̄| _, / |1 1 |
| | ̄| |-‐'''/ |___|
/ヽ | | | / ̄ ̄' /
| ミ. | | /⌒ヽヽ /___
ヽ | | | 彡 | | _____/
└‐-,,,___. | | -‐‐'〃 ̄
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┌─────────────┐
│ ねぇねぇ見てよこの漫画. │
│ 女の子の目から鎖が出たよ │
└────────┐ └────
│ おもしろいねぇ!!
└─/───────
×´ メ ∧ ∧
A A ヽ (; ^д)
ρミ^Д^彡 /]∪∪
|`Y⌒0_ノ ⌒i]つ と[i __)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌─────────────―――――――
│ 漫画なんて小学生ぶりに読んだよ
│ だってここネイチャーもサイエンスもないんだよ
└────────――/―――――――――
┌――――――――――
|あ り え な い よ ね !. ┌──────────
└―\―――――――― │やっぱり文化レベルが
│低いというかさぁ!
└─/────────
×´ メ ∧ ∧
A A ヽ (; ^д)
ミ^Д^,,彡 /]∪∪
0`Y⌒0_ノ ⌒i]つ と[i __)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌───────――
│ ・ ・ ・ ・ ・ ・
└──――/――――
∧ ∧
A A (; ^д)
ミ゚∀゚,,彡 /]∪∪
0`Y⌒0_ノ ⌒i]つ と[i __)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌───────―――
│言いたいことがあるなら
| 言えばいいじゃない
└──――/―――――
∧ ∧
A A (; ‐д)
ミ,, ゚ー゚)__ /]∪∪
0`Y⌒0_ノ ⌒i]つ と[i __)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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||| || ||| ||||. ||| ,||| 【ディスポ】 |||| ||| ||| .|||||||||l ||| |||||||||||
||| || ||| ||||. |||||||||| |||| ||| ||| ||| l|| ||| |||
||| || ||| |||| |||||||l 下 |||| ||||||||||||||||. || |||| ||| |||
||| || ||| |||| ||| |||| ||| ||| .|| l||| ||| |||
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||| || ||| ||| ||| ||| |||l l||| ||| ||| .|| ||| || ||| ||| |||
||| || ||| ||| ||| ||| l||||||||||l |||| || .|| ||| || ||| ..||| |||
||| ,||| .||| ||| ||| ||| l|||||||l ||| ||| .|| ||| .|| ||| ||| |||
|||||||||||l ||||| l|||||||l ||| ||l|||l .|||||| .||| ||| ||||||||||l ||||||||| .||||||||||||||
||||||||ll .||||| l|||||l |||| ||||| ||||| ||| ||| ||||||||||l |||||||| ||||||||||||||
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――
| 忘身の瞬間、
└―――――――――
┌――――――――――――――
| 人はこれまで忘れていた
| 全てのことを思い出すそうだよ
└――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――┐
|“走馬灯”っていうのかな. |
└――――┐ └―――┐
| よく受刑者が「見える」と
| つぶやくんだけど ┌―――――――
└―――/―――――.|富佐野さん。
└―――――/―
┌―――――――――
| 種明かしはこうさ
└―――――/――――
∧ ∧
A A (^д^;)
ミ,, ゚ー゚)__ ∪∪[ヽ
∩⊂[!ノ ⌒i]つ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――
|“前処理”というものがあってね。
| 記憶消去の前に脳に微弱な
| 電気刺激を与える。 ┌―――――
└―――――/――――|富佐野さん。
└―――\―
∧ ∧
A A (^Д^;)
ミ,, ゚ー゚)'`) ∪∪[ヽ
∩ <y> ⌒i]つ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─/──────────────────┐
│刺激により活性化したニューロンの興奮域を
│検出することによって、施術範囲を決定する
│訳だけども ┌―――――――――――――――\―――
└──────――│ 富佐野さん!
| ボクが聞きたいのはそんなことじゃ…!!
└―――――――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――
|まあ聞いてよ。
└―――――――
┌―――――――――――――――――
|この前処理の段階でさ
|眠っていた記憶が呼び起こされるんだ
|記憶野を刺激してるんだからまぁ当然さ
└――――/―――――――――――――
∧ ∧
A A (^д^;)
ミ,, ゚ー゚), ∪∪[ヽ
∩ <y>∪⌒i]つ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─/─────────────――――――┐
|そこでこうは考えられないかい? └――――――――――――┐
│それらの電気信号をもれなく記録することによって
└――――┐
│ その人物の記憶と人格を掬い取ることができるんじゃないかって。
│
└──────―――――――――――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ヘ
/\ / ',
/ ヘ / |. ┌―――――――――――――
/ / ヽル,i-‐‐ ‐‐┤ |ねえ君、僕がやったのはね…
/ / // ゝ ̄ ̄ゞ. └―――/―――――――――
. / // ヽ
/二二二/ ヽ‐------,,
. / ヽ i \ ̄'''‐- ,,,___
フ ┌-‐‐, i\ ヽ
. ∠__ ゞ‐‐ ′ // | ┌―――――――――――
∠ _ _ _ ‐------/ ゝ | | |
 ̄/ / |/ |∩ / |/ |, |. | 人の記憶の完全移植さ。
| ⌒ヽ-----‐‐''___( /⌒ /. |
‐-------/\/|  ̄ /丶丶 / . └―――/―――――――
/ ̄ ̄ ̄ ヽ  ̄ (///_))/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌───────
│ いしょ…っ!
└───\───
┌―――――――――――
|かぁ〜んたんだったよ。
└―――――/―――――
∧ ∧
A A ( Д ;,)
ミ,,^Д^)'`) ∪∪[ヽ
∩ <y> ⌒i]つ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌―――――\―――――――┐
|.忘身のシステムの応用でさ、 .└――――――――
└――┐ “ハード”となる人間の全ての記憶回路を
| 断ち切った後、さっきの方法で獲得した
| “ソフト”となる別人の記憶をインプットさせる。
└―――――――――――――――――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――─
|大丈夫さぁ、
└―――/――
∧ ∧
A A ( Д ;,)
ミ,,^ー^)'`) ∩y>m)
∩ <y> ⌒i]つ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌―――――\―――――――───────―‐┐
|何人か実験してね、 |
│最初のうちは困った副作用もあったんだけどさ. └‐―┐
└───────────┐ |
│ 今 は か ぁ ん ぺ き!. |
│ │
└────────────┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――
|ねえ君、
└―\―― ┌―――――――――
|人は必ず死ぬだろ?
|どんな偉人でも。
└―/―――――――
A A ∧ ∧
ミ,, ゚ー゚) ( Д ;,)
ミ / [iつつ ∩y>m)
ゝ ) ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――
|それってさぁ、 ┌――――――――――――
└―――\―― |かなりもったいないことだと
| 思わない?
└―/――――――――――
A A
ミ,, ゚ー゚)
/ <y>つ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――――
|類まれな才を持って生まれ、
|社会に素晴らしい貢献をした人物は
|歴史上に山といる。
└―――――――/――――――――
A A ∧ ∧
ミ,, ゚Д゚) (^Д^;)
/ my>つ my>m)
( つΟ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌―――\――――――――――――┐
| でも死んだ。万物の理に逆らえず. |
└―――――┐ └―┐
| 僕はそれが悔しくてねぇ. l
└――――――――――――┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
\从从从从从从/
< エジソンも! >
/∨∨∨∨∨∨\\从从从从从从/
<ダヴィンチも!>
/∨∨∨∨∨∨\
\从从从从从/ \从从从从从从从从从/
< ベルも! > < アインシュタインも! >
/∨∨∨∨∨\ /∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
|ゝ,,|ゝ ∧ ∧
.ミ,, Д ミ (^д^;)
⊂i <y>iつ ∩y>m)
( つΟ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\从从从从从从从从从从从从从从/
< 死さえなければもっと世界が >
< 豊かになっていたはずさ! >
/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
\从从从从从从从从从/
< >
< 僕は分からない! >
< >
/∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
A A
ミ,,゚'∀゚)
〈 <y>つ
\从从从从从从从从从从从从从从从/
< >
< なんでこれが外法とされるのか! >
< >
/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――――
|ねぇ素晴らしいだろう!?
└―\――――――――― ┌――――――――――――――――
|記憶移植があれば死から逃れられる!
└―――/―――――――――――――
A A ∧ ∧
ミ,, ゚'∀゚) (^Д^;)
/∪y>つ ∩y>m)
と[i ) ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
\从从从从从从从从从从从从从从从从从/
< 幼子を置いて逝こうとしている母親も! >
/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
\从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从从/
< まだこれからという時に病床に伏せる経営者も! >
/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
A A ∧ ∧
ミ,, ゚'∀゚) (^Д^;)
( ( /ヽ,y>つ ∩y>m)
と[i )u ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――――――
| 夢半ばに散ろうとしている少女の恋だって、
└―――\――――――――――――――
┌――――――――――
| 叶えてあげられる!
└―――――――/―――
A A ∧ ∧
ミ,, ゚ー) (^Д^;)
/∪y>つ ∩y∩ /
と[i ) ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――
| …富佐野さん
└―――\――― ┌――――――――
|その“ハード”となる
|人間はどこから…
└―/――――――
A A ∧ ∧
ミ,, ゚ー) (д^;)
/∪y>つ ∩y∩ )
と[i ) ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――――――
| 記憶を消して、
|他人の記憶を植え付ける…?
|そんなこと許してくれる人間なんて…
└―――\――――――――――――
┌――――――――
| …まさか!
┌―――― └―/――――――
| ふふ… A A ∧ ∧
└―\―― ミ,, ゚ー) (Д^;)
/∪y>つ ∩y∩ )
と[i ) ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|\ /|
┌――――――――― | \ / |
| いるじゃぁないか。 |二二ヽノlル'/二二 |
└―――\――――― :::::::::::::::::::::... 彡 ┌――――――――――――
ミ ::::::::::::::::::::::::::: . 彡 |
ミ ::::∧:::::::::::::::::'∧::. 彡 | ここにいーーーーっぱい。
\ :::::::ト-‐‐‐-イ::::::.. / .|
/ゝ,:::::::ヽ---- ′ ''/|\ └―――――/――――――
__ / | '‐-------‐/ | ̄ ゝ-‐ii−っ
ミゝヽヽ ̄ヽ  ̄|___\ /__| ::::´::::::::: ||_ミ \∧∧∧∧∧/
ヽ‐´/::::::::::::::::::/::::::::::::::::y::::::::::: ヽ-‐‐‐‐' < >
 ̄'''‐‐‐‐´::::::::::::::::::::::::::::: | < ! ! >
| :::::::::::::::::::::::::::::::::: | < >
| :::::::::::::::::::::::::::::::: | /∨∨∨∨∨\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――
|記憶を消したところでさ、
|人モドキが何の役に立つの。
└――――――――――――
┌――――――――――――
|それだったらさ、
|未来ある崇高な人間の為に
|体を明け渡してもらった方が
|よほど有意義だよ。
└―――――――――\―― A A
ミ,, ゚ー゚) ∧ ∧
〈 <y>つ (Д il)
| | ミ ∩y∩ )
し ^ J ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――――――
|人モドキは消え、
|良識ある人間は生き永らえる… ┌―――――――――――――――
└――――\―――――――― | こんな合理的な話ないじゃないか!
└―/―――――――――――――
A A
ミ, ミ ∧ ∧
と[i [111|]つ (Д il)
| | ∩y∩ )
し ^ J ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――
|そ…そんな計画を…
└―――――――\― ┌―――――――
| …一人で…!
└――/―――――
A A
ミ ,, ゚) ∧ ∧
と[i[111]|]つ (Д il)
| | ∩y∩ )
し ^ J ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――
|んーー、チッチッチッ
└―――――――\―
┌―――――――――――
|違うね、 A A
|これは局員全員の意思さ。 ミ,, ゚ー)b ∧ ∧
└―――――――――\― 〈[111]レ' (Д il)
| | ∩y∩ )
し ^ J ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――
| え…?
┌――――――――――――――――――――― └――/―
| 昔話になるけどね、
| かつて我が記憶管理局には二人の天才がいた。
└――――――――――――――――――――
┌―――――――――――
| 「鉈木局長」と、 A A
| 「浦副局長」。 dミ,,゚Д゚ミ ∧ ∧
└――――――\―――― 丶<y> 〉 (Д ;)
| | ∩y∩ )
し ^ J ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
僕の敬愛する浦副局長は
とても革新的な発想の持ち主でね
A_A
(__ )
〈i ̄ ̄ i〉
/____ゝ
(_( _)
記憶移植計画を発案したのも彼だ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
だがそれにストップをかけていたのがもう一人の天才、鉈木局長。
天才といっても中身は浦先生とは天と地も違う、つまらないおっさんさ。
∠l,,/>
(,,__)
〈 i i〉
/____ゝ
し^J
彼はとても保守的な人間でね。
やれ倫理問題だの人道に背くだの
いちいち噛み付いてくる、一種の老害だった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――
┌―――――――― | ナタギ…
| そうだよ └―――/―
| 鉈木ケイイチロウ。
| 知ってる? A A
└――――\――― ミ,, ゚Д゚) ∧ ∧
〈i <y>i〉 (Д^;)
| | m<ym )
し ^ J ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――
| …いえ
└―――――\―――
┌――――――――
| んーふふ、そっ A A
└――――――\― ミ,, ゚ー) ∧ ∧
〈i <y>i〉 (Д^;)
| | ∩ym )
し ^ J ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――――
| 2人の天才の争いの結末を言おうか。
└―――――――\――――――――
A A
ミ,,゚ー゚ ミ
とi] <y>iつ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――
| …死だよ。
└――――/――
A A
ミ,,゚∀゚ ミ
とi] <y>iつ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――――
| 鉈木局長はね、死んじゃったんだ。
└―――――\―――――――――― \从从从从从从从从从从从从/
< 死因!? 何だっけな >
< 事故か何かじゃない!? >
/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
A A
ミ,, ゚∀) ∧ ∧
/ゝ<y>iつ (Д^;)
|∪ ( ∩ym )
ゝ )\ ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――
| それからだよ、
│ 僕らに自由が与えられたのは!
└―――――\―――――――――
┌――――――――――――――
| 浦先生が局長に就任し、
│ 以降計画は急速に進んだ!
└――――――――――\―――
A A
ミ,, ∀) ∧ ∧
と[i <y>iつ (Д^;)
| ヽ mym )
ゝ )\ ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
\从从从从从从从从从从从从从/
< >
< 鉈木局長は“死”に負けた! > \从从从从从从从从从从从从从/
< > < >
/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\. < “死”を乗り越えられた >
< 僕らの勝ちだ! >
< >
|ゝ,,|ゝ /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
ミ,, Д) ∧ ∧
と[i <yヽつ (Д ;)
| ヽ_ ∩y∩ヽ
\ )\ノ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――ー┐
| 死を… └―――――――
└―――┐ 乗り越え …
└――\―――――――
X メ
' |ゝ,,|ゝ
ミ,, ∀) ∧ ∧
と[i <yヽつ (Д ;)
| ヽ_ ∩y∩|
\ )\ノ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――――
| 僕がここにいる
| 本当の理由を教えてあげよう。
└―――――\――――――――――
A A
ミ,, ゚Д) ∧∧
ミ /ゝ<y>iσ 煤iд ;)
|∪, ( ∩y∩|
ヽ )\ ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌―――――――――――
| 敬愛する浦局長がね、 ┌――――――――――
└―――――\――――― | 事故にあったんだ。
└――/―――――――
A A
ミ,, -Д) ∧∧
/ゝ<y>i (д ;)
|∪, ∪ ∩y∩|
ヽ )\ ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――――――――――
| タクシーの正面衝突でね、
| 延命処置でなんとか命を繋いではいるが
| このままだと衰弱死らしい。
└―――――\―――――――――――――
,, ,,,,
ミ,,l>l> ∧∧
/ <y>´! (д ;)
|∪, ∪ ⊂i<y∩|
ヽ )\ ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌――――――――――
|
| そ こ で 僕 さ
|
└―――\――――――
A A
ミ,, ゚∀) ∧ ∧
/ゝ<y>i リ (Д il)
|∪, ∪ ∩y∩|
ヽ )\ ) ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フ i
 ̄フ λ i
\ ヽ\ i
\ `ヽゝ-‐ /
ゝ, _/
// \ ---‐‐‐‐‐‐‐‐'''''''
/ /_ \ (ヽ( ヽヽ\. ┌――\――――ー┐
. / |__(ヽ〉 レ' ト, ̄\. |. |
/ | | /. | 僕の体をね、 └――――――‐
ソ ゝ‐====丶 ) |
/ | ヽ,. └―――┐ 使ってもらうんだよ。
ヽ \ | |
└―――――――――――
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┌――――――――――――――――
| ふふ、いい具合にできているだろう?
└―――――\――――――――――
X A A メ
' (ミ,, ^ー)) ∧ ∧
ヽ <y r´ (Д il)
| _つ ∩y∩|
∪´ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌――――――――――――――――――
|今の所記憶移植は罪らしくってさ
| ぎゃあぎゃあうるさい連中がいるわけだよ。
└―――――\―――――――――――――
ヽ
←‐'
A A
(ミД^ ,,/ ) ∧ ∧
ヽiy> r´ (Д il)
と __ | ∩y∩|
`∪ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌――――――――――――――――
| 僕一人がやったってことにして
|刑を受ければあいつらも黙るだろう。
└――――――\―――――――――
, →
丶--
A A
ミ, ミ ∧ ∧
と[i [111|]つ (Д il)
と | ∩y∩|
 ̄丶J ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌──────────────
│ で、記憶を消去した僕の脳に
│ 浦局長の記憶をインプットする
└────\───────── \从从从从从从从从从从/
< 天才の復活さぁ! >
/∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\
A A
ミσ,,゚Д) ∧ ∧
∪<yと) (Д il)
| ヽ_ ∩y∩|
从\ )\ノ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌─────
│ …ふ、
└─────
┌──────────────――――
│ 富佐野さんはそれでいいんですか …
└────────────―――\――――
┌―――――――――――
|自分が完全に
A A |消えるってことですよ…!
ミ,, ゚Д) ∧ ∧└――/――――――――
∪<yと) (Д il)
| ヽ_ ∩y∩|
| /\ノ ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌───────―――
│ …分かってないねぇ
└──―――\――――
A A
ミ,, ゚ー) ∧ ∧
∪<yと) (Д il)
| | ∩y∩|
| ハ / ( ( i]つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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┌―――――――――――‐ ∧
| / ヘ
| あの人になれるんだよ? |\ |ヽ/|/二二∧_,
| | /∧レ| : : : : : : ∠_
└――――\――――――‐ |:// : : : : ◎: ::1 ∠_
_ル : : : : ::::::::::::::::::ノ|:::::::∠__
\: : : : o:::::::::::::::::::/ |:::::::/ ┌――――――――――‐
ノ: : : ヽ――― ´ ノ <_ |
フ_:::::::::`‐-----:::::::::::::::::::::\ | こんな幸せないだろう。
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| ああ…楽しみだな…
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,, ,,,,
ミ,,l>l> ∧∧
/ <y>´i (д ;)
|∪, とノ ∩y∩|
ヽ )\ ) ( ( i]つ
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| ふふふ…あはは…
└――――\――――――― \∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧/
< あはっ!あははは! >
< あーっはっはっはっは!!>
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X メ
' |ゝ,,|ゝ
ミ,, ∀) ∧∧
/ <y>´i (д ;)
|∪, とノ ∩y∩|
ヽ )\ ) ( ( i]つ
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\从从从从从从从从从/
<あっははははははは >
<ははははははははは>
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\从从从从从从从从从/
<ははははははははは >
<ははははははははは>
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富佐野さんは数日後、笑いながらここを出た。
拘留期間2週間。異例の早さだった。
ボクの忘身の日は、いつだろう。
つづく
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